自宅で食器洗い担当をしているのですが、毎日繰り返していると「これって人生の中でもトップクラスに無駄な時間だよなぁ」と思って来ました。
そこで新築一軒家を購入する際に「せっかくシステムキッチンになるのだから、ビルトイン食器洗い乾燥機は絶対に欲しい!」と主張し、購入しました。
実は過去にビルトインでない食器洗い乾燥機は自宅にあったのですが、最終的には撤去してしまいました。その理由についても色々とまとめたいと思います。
個人的にはビルトインなら食器洗い乾燥機はオススメ、据え置きのものは微妙ってのが正直な所です。
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もくじ
ビルトインと据え置きの大きな違いはスペース
食器洗い乾燥機は大きいです。
このパナソニックの食器洗い乾燥機は「幅550×奥行347×高さ564mm」とされています。横幅が55cmって事になるので、結構デカイです。こんなの台所に置いたらかなりのスペースになります。
実際に試しにコンベックスを置いてどれぐらいのサイズになるかわかりやすく台所で撮影してみました。
これが我が家の台所です、一応システムキッチンってやつ。
横幅が500ってこれぐらいです。ちなみに根本まで、赤い本体部分は除外してください。結構な範囲になります。
更に奥行きが347なので、かなり手前まで出る事になります。実際にそれを測ってみたら妻に「どこで料理するの」って突っ込まれました、それぐらいのサイズです。
据え置き型は邪魔過ぎる
据え置き型の食器洗い乾燥機は僕はオススメしません。大きすぎて台所が狭くなるからです。
僕も料理はほぼ毎日やってますが、正直今のサイズでも味噌汁、サラダ、メインディッシュを同時進行で作ろうと思うと「狭い…」と感じることの方が多いです。このスペースを更に狭めるのはちょっと無理。
実際に使っていた時期があったんですが本当に邪魔で…しかもうるさい、食器洗い乾燥機が外に出ている状態なのでダイレクトに音が響くので本当にうるさい。
色々な意味で僕は微妙だと思いました。
また購入したのも10年以上前だったので、当時の食器洗い乾燥機はあまり性能が良くなかったのも僕が悪いイメージを持っている理由の一つです。
ビルトイン食器洗い乾燥機使った感想
我が家はこの中に食器洗い乾燥機が入っています。外から見ると全く差はわからない感じ。
開けるとパナソニック製品が入っている事がわかります。
左側についている部分を下げるとコップなどを置く場所を作る事が出来ます。ただしやはりサイズがちょっと小さく、3人家族でも1~2回分の食事ですぐ満杯になる感じですね。
食べかすは簡単に排除できる
使用後は底の方にこうやって一箇所に集められる形になります。これを捨てれば良いだけ。
でもちょっと取りづらいので、ティッシュでも使うと簡単に取れます。ちなみにこの食べかす、2~3回使ってこれぐらい溜まるとかそんなレベルです。
食器の入れ方
大雑把に入れてますがこんな感じ、左側におかずを入れる皿や茶碗を入れる事が出来ます。お皿は小さめで合計6個ぐらい、ちょっと大きいと3~4個ぐらいしか入りません。
一応水で流してから全部お皿は入れていますが、これぐらいのタマゴの黄身が残ってても綺麗さっぱり取れます。
完成品でこんな感じ、小さいコップにすればたくさん並べる事が出来ます。左下にある透明のコップはまさにそれで、100円ショップで集めました…(笑)
この食器の入れ方は最初は苦労するかも知れませんが、慣れてきて自分的にルールを決めると非常に楽になります。ちなみに何故か入れるのは僕の仕事です(笑)
洗剤は専用の物を入れよう
Panasonicの食器洗い乾燥機を使っているので、洗剤もPanasonicが関係しているものを使っています。
購入した時点でサンプルをいただいたんですが、綺麗に汚れが落ちていたのと使いやすかったのでそのまま使い続けています。
こんな感じのものをオレンジ色になっている辺りにぽいっと入れるだけ。
後はコースを選択してスタートボタンを押すだけ、どれぐらいの時間やるかはお好みで、ただ乾燥時間を長めにするか「ドライキープ」をオンにする方がベターです。水分が少しでも残ってると「結局自分で拭くんかい!」って話になるので、僕はドライキープを常にオンにしてます。
こんな感じで使えるようになります。
スポンサードリンク1日で1時間は短縮可能になる
1回の食器洗いに必要な時間は大雑把に20分程度だと僕は思っています。家族全員分、そして鍋などを洗っている時間を含めるとそれぐらいかなと。
食器洗い乾燥機がある時点で「乾燥まで可能」という点に非常に魅力を感じています。
僕は毎日朝食と夕食の食器片付けを全部やっています。昼食は仕事でいない日はやってないって意味です。家にいたらやります。何故か片付けはパパの仕事ぉ!
体感で1日1時間は短縮出来ると感じた理由はそれです。1日1時間も短縮できたら、子供と遊んだり、ゆっくりしたり、ゲームしたり、更に仕事したり、なんでも出来ますよね。
毎日やることだと考えると、大雑把に言うと1年で365時間も自由な時間が出来ます。365時間もあれば本当に膨大な事が出来ます。
1000円の時給で働けば36万円も稼げますね。その時点でビルトイン食器洗い乾燥機の値段はペイ出来ます。
使用時の音は換気扇と同じぐらいの音
使っている際の音は騒音と言うレベルではないですね。
換気扇と同じぐらいの音だと思ってください。
何故なら僕が何度も「あれ?換気扇消し忘れたか?」って確認に行った事があるからです…(笑)
換気扇かと思ったら食器洗い乾燥機でした~ってのを最初に数回繰り返しました。
それぐらいの騒音なので、そこまで気にするほどでもありません。
乾燥機が便利すぎてヤバイ
僕は毎日洗ってからしばらく水切りに置いて、それから布巾で拭くようにしていました。それでもやはり完全に水滴を0にするのは難しい。
かと言ってそこらに放置してたらいつまでも片付かない。何より猫の毛が舞って食器に付く可能性が高い。
だから凄く嫌だったんですけど、この乾燥機があるのが大きくて、食器洗い乾燥機に置いて放置してたら数時間後には完璧に乾燥をした状態で出てくるわけなので、最高ですよ。
個人的にはこの乾燥機だけでもあって損はないと感じるレベルです。毎日頑張って拭き拭きしてた時間が全部不要になりました。
大きな鍋などは手洗いのまま
家族で3~4人分とかになるとさすがに大きな鍋も一緒にぶっこむ事は無理があります。
ティファールの鍋などで取っ手を外してもちょっと苦しいので、鍋に関しては僕は手洗いのままになると思った方が良いと思ってます。
他にも当然ヤカンなどは手洗いですし、包丁やまな板は色々と心配なので、僕はこれらは毎回手洗いです。
- 鍋などの調理器具
- 包丁とまな板
- ボウルなど
大まかに言うと「調理関係はほぼ全部」ですね。
ただおたまとか小さいのは「食洗機OK」って書いてあるものを購入して食洗機を使うようにしています(笑)
食洗機に合わせて食器を買い換える必要はある
実際に使えばよくわかりますが「これ食洗機に入れづらいな」と感じる食器は結構あります。
もしくは「これ使っちゃいけないんじゃないか?」って物もあります。
それらは全部食洗機対応に買い換えたり、入れやすいものに変える必要はあります。
でも逆に言えばそこまで対応すると超絶に快適になります。
ほとんどの物を食器洗い乾燥機にぶち込めばOKになって、後は鍋とかだけしょばっと洗うだけ~って状態にすると、片付けがすっごくスムーズに終わるんです。
新築の一軒家に引っ越して良かったと思ったものの一つがこの「ビルトイン食器洗い乾燥機」だと言っても良いぐらいですね。
Panasonic製品は良かった
元々サッカーが好きな僕は「ガンバ大阪のスポンサーだから」って理由でPanasonicを選択する事が多かったんですが、食洗機に関しては「一番評価が高かったから」という理由で選択しました。
他の製品を試したわけではありませんが、現状は「パナソニック製品で良かったな」と感じています。
ただそこそこのお値段がする物を購入させられたので…そこはまぁアレですが、実際に使った感想としては良かったので個人的にはオススメします。
スポンサードリンク食器乾燥機はついてる建売もある
僕は追加で購入して工事をしてもらう形になりましたが、元々食器洗い乾燥機はついている新築建売物件も結構あるそうです。
だから最初ないって言われて「無いんかい!」って営業に突っ込んだレベルです(笑)
最初は妻にも反対されましたが「時間の短縮になるからこれは絶対に買う、意地でも買う」と僕が譲らずに購入しました。
そもそもが建物に最初からついてたら良いっちゃ良いんですが、自分が好きな商品を購入する事が出来ないのはデメリットとも言えますね…。
食洗機は便利だがビルドインじゃないと微妙
冒頭に戻ってしまいますが、食洗機自体は個人的には最高だと思っています。
毎日の家事に追われている人には是非欲しい家電の一つ、ルンバと食洗機があればそれだけでめちゃくちゃ楽になりますよ!!
ただ繰り返しますが、ビルトイン食洗機ならスペースを大して取られません。そもそもシステムキッチン自体があのスペースは「食洗機をつける所」として作られているので、つけなくても引き戸にすらなってない開き戸の変なスペースになってしまいます。
だからどうせならつけた方がベターだと思いますよ。
そして据え置きの場合は本当に邪魔になるので個人的にはあまりオススメしません…デカ過ぎるんですよね…便利なんですけど…。